株式会社ララフェイスは、美容室フランチャイズ「SEASON（シーズン）」の経営および運営をしています。現在の店舗数は東京都27店舗、神奈川県28店舗、埼玉県3店舗の58店舗です。
お子さまからシルバー世代まで幅広い年齢層に対応するファミリーヘアサロンです。気軽にふらっと立ち寄れる、街の美容室を目指しています。
地域密着型の美容室であるSEASONが、集客の課題をどのように解決していったのか話を伺いました。
美容室の集客がうまくいかない 解決策は？
美容室「SEASON」の客層に合わせた媒体選び
Q,最初に新聞折込広告を実施されました。
折込広告を広告展開の中心とした理由を教えてください。
ララフェイス様：
美容室「SEASON（シーズン）」は、顧客のボリュームゾーンが40代から60代です。SEASONのお客さまは、比較的主婦層の方が多いので、普段から買い物情報の参考にされることの多い折込広告を選択しました。
Q,次に「ぽすけっと※」にご出稿いただきました。当時の課題や決め手は何だったのでしょうか？
（※「ぽすけっと」は、2024年6月末をもってサービスを終了。）
ララフェイス様：
一番の課題は、新規顧客の集客です。
40代から60代に加え、もう少し若い年代、お子さまのいるような30～40代のファミリー層にもご来店いただきたいと考えていました。
朝日コネクトから「ぽすけっと」の提案があり、ファミリー層へのアプローチとして出稿を決めました。
既に折込広告は実施していました。ぽすけっとなら折込広告とは違うターゲットに訴求できるのが選定理由です。
朝日新聞読者とぽすけっとユーザーの年代比較
新聞折込広告はシニア層、ぽすけっとは30から50代へのアプローチに有効であることがわかる。
「ぽすけっと」なら新聞折込広告と重複せずに配布できる
（※「ぽすけっと」は、2024年6月末をもってサービスを終了。）
Q,ターゲットについて、引き続きお伺いいたします。
SEASONは小商圏、店舗周辺の住民がターゲットですよね？
ララフェイス様：
はい。小商圏の店舗型ビジネスになります。
お客さまは徒歩や自転車での来店が多いです。
店舗は、駅近の目立ちやすい場所にあるため、店舗の前を行き来する方には認知されているのですが、線路の反対側など距離はさほど離れていないのに店舗の存在をご存じない方もいらっしゃいます。
新規顧客の獲得のためには、近隣にお住まいで、まだ店舗を認知していない層へアプローチが必要だと考えていました。
折込広告は特定のエリアに絞った集客が期待できます。
Q,では新聞折込広告とぽすけっとの配布エリアについては、どのように設定されましたか？
ララフェイス様：
配布エリアは、新聞折込広告もぽすけっとも同じです。
新聞販売店ごとにエリア設定でき、細かい商圏設定が可能なので、当社のような地域密着の小商圏ビジネスにはぴったりでした。
「ぽすけっと」なら、新聞を取られていない世帯へポスティングができるため、同じ家庭にチラシが重複して配布されることがなく、チラシ費用のコストカットにもなりました。
折込広告とぽすけっとの合わせ技で効率的にリーチアップ
Q,実施してみて、新規のお客さまは増えましたか？
ララフェイス様：
折込広告との併用とはいえ、実施後には新しいお客さまを含め、来店客数が2割くらい増え、効果を実感しています。今後も継続して出稿したいですね。
リピーター創出のための次なる打ち手
顧客の囲い込み
Q,今後、既存顧客に対してのサービスは検討されていますか？
ララフェイス様：
自社アプリ、またはLINEを活用したサービス提供を検討中です。
一度ご来店いただいたお客さまとのコミュニケーションには、スマホアプリが向いていると思います。
Q,再来店促進のための、アプリ活用について、どのようにお考えでしょうか？
ララフェイス様：
SEASONは、美容室というサービス柄、ご来店いただくタイミングはお客さま次第なところがあります。アプリなら、クーポンやキャンペーン情報のご案内を私たちのタイミングで実施することができます。
ポイントカードや来店予約がアプリ内で完結すれば、お客さまの利便性も高まります。
継続的なアプローチによって顧客の囲い込みができるところがアプリのメリットだと思います。現在、朝日コネクトからご提案を受けている自社アプリについて、導入を検討中です。
-----本日は、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。
| 企業情報 | |
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株式会社ララフェイス |
| 業種：理・美容室 | |
| 店舗数：首都圏58店舗 | |
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※インタビューの内容は取材時のものになります。
