覚えておきたい紙のサイズの種類
今さら聞けない紙の規格 A版とB版とは
紙のサイズは「A4」のように、アルファベットと数字で表します。このアルファベットと数字にはどのような意味があるのでしょうか。
アルファベットは、紙の規格を表しています。
紙には「A判」と「B判」の2種類があります。A判は世界各国で使われている国際規格で、B判は日本独自規格(JIS)です。
数字は、サイズを意味しています。
A判もB判もアルファベットの後ろに0から10の数字が割り振られています。アルファベットの隣の数字が大きくなるにつれて紙のサイズは小さくなります。
基準のサイズが、B判よりA判の方が小さいので、A判の各サイズはB判の同じ数字よりひと回り小さくなります。
例えば、同じ「4」というサイズでもA4よりB4の方が大きいサイズとなります。
例)
A4サイズ 210×297mm
B4サイズ 257×364mm
これで完璧! A版とB版
A判とB判の紙のサイズ表です。
A0サイズは、841×1189mmです。A1、A2と数字が大きくなるにつれ、大きさも比例して半分になっていきます。
B0サイズは、1030×1456mmです。A判と同じくB1、B2と数字が大きくなるにつれ、大きさは半分になっていきます。
ポスティングにオススメなチラシのサイズ
A4サイズ・B5サイズが選ばれる理由
ポスティングのチラシサイズは、A4サイズ(210×297mm)とB5サイズ(182×257mm)が主流になっています。なぜなら、集合住宅や戸建ての郵便受けの投函口のサイズがA4までだからです。
A4、B5サイズであればチラシを折らずに投函できるため、ポスティングではA4、B5サイズがよく選ばれています。
チラシのサイズがA4、B5サイズ以上でも、ポスティングはできます。ただし、B4サイズだと、チラシを1回折らないとポストには入りません。チラシを折ると、折り目加工が必要になるので、時間やコストがかかってしまいます。
A4サイズは、B5サイズよりも大きいので、より多くの情報が記載できます。A4サイズはチラシを折らずに投函できる最大のサイズです。このためA4サイズは幅広い業種で選ばれています。どのサイズを選んだらいいのかわからない時や、トライアルの場合はA4がおすすめです。
B5は小さく保存しやすいので、デリバリーのチラシでよく使用されています。
また、新聞折込広告とポスティングを併用するケースではB5サイズが選ばれることが多いです。
ポスティングでは、A4サイズとB5サイズのチラシは同じ費用で実施できる場合が多いです。しかし、新聞折込ではA4サイズとB5サイズとでは費用が異なり、B5サイズの方が安いです。このため新聞折込とポスティングを併用する際は、チラシのサイズはB5が選ばれます。例として、ドラックストアなどのクーポン付チラシなどがあります。
その他のサイズ
最近では、B6(はがきサイズ)のポスティングも増加傾向にあります。DM(ダイレクトメール)の代わりとしての配布が増えているからです。飲食店や美容院などの店舗誘引の施策としてよく実施されています。
また、別のサイズでは家庭の冷蔵庫などによく貼られているマグネットサイズ(A7に近しいサイズ)のポスティングもあります。
ポスティングの基本知識について知りたい方は以下の記事もご覧ください。
▼ポスティングとは? ポスティングについて徹底解説!
https://asahiconnect.com/blog/posting-07
価格差が生じるのはどうして? ポスティングの費用
ポスティングの配布費用が決まる要因
ポスティングの配布費用は、どのポスティング会社を選ぶのか、配布枚数、配布方法、エリア、期間(配布開始から完了まで)、チラシの厚さ、配布物の重さなどによって変わってきます。
チラシのサイズだけで、1枚あたりの単価が決まる訳ではありません。
ポスティングの配布スタッフは、チラシなどの配布物を大量に持ち運びます。大きくてかさばってしまって持ち運びにくい配布物や重たい配布物は、負担が増して配布効率が落ちるため、費用が高くなる傾向があります。
このため、斤量(紙の厚さ)によっても配布単価が変動します。配布スタッフが持ち運びできるチラシの部数が変わるからです。尚、厚さによって金額が変わるのは、マグネットも同じです。
折り加工代や封入作業代がかかるケース
一般的な家庭用の郵便受けの投函口のサイズがA4のため、チラシのサイズがA4サイズ以下であれば折り加工(※)は不要です。
B4サイズ以上のチラシは、折り加工が必要になります。
ポスティング業者では、チラシの折り加工の対応が可能です。
もし、手持ちのチラシがB4サイズ以上の場合は、ポスティング業者への依頼も検討しましょう。その場合はチラシの折り加工代が別途発生します。
このほか、封筒ポスティングというチラシを封筒に入れて配布する方法があります。封筒ポスティングも別途封入作業が発生するため、追加で費用が発生します。さらに封筒ポスティングでは、重量でも金額が変わります。
※折り加工とは、チラシなどの印刷物を折ることで見せ方や形状に変化を付ける加工のことです。
ポスティング費用が決まる要因について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
▼ポスティングの料金ってどうやって決まっているの? ポスティング費用の算出AtoZ
https://asahiconnect.com/blog/posting-09
▼かんたんお見積りシミュレーション
https://asahiconnect.com/service/estimate
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●店頭配布用のチラシが余ってしまった
●ポスティングと新聞折込広告を検討しているが、重複して配布されたら無駄になりそう
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